クレディセゾンがベトナムのネット決済事業に参入へ

サイバーエージェントもベトナムでの決済に参入です。

クレジットカードサービスの株式会社クレディセゾン(東京都豊島区)はベトナムのインターネット決済事業に参入する。来年にも現地法人を設立し、サイバーエージェントと共同で事業展開する計画だ。日本のクレジットカード会社が海外で決済事業をするのは初めて。

これに先立ち、クレディセゾンは6月末、成長著しい東南アジア圏内でのリテールファイナンス事業への本格参入を目指した海外進出の第1弾として、ハノイ市に駐在事務所を開設している。

ネット決済事業では、第1弾として、地場の大手ショッピングサイトの決済代行を受託。利用者にプリペイドカードを発行し、そこにATMを通してお金を振り込んでもらう。同社は手数料として販売額の10%前後を受け取る仕組みだ。

ベトナムではインターネットが急速に普及しており、人口約8700万人のうち、インターネットネット利用者は約2700万人に上っている。しかし、ネットショッピングの支払いは、注文後に販売店などに出向き、現金で支払うのが主流で、ネット決済は普及していない。

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